ウイスキーに興味を持ち始めたけど、
「どれを選べばいいの?」「産地でそんなに違うの?」と感じたことはありませんか?
今回はそんな初心者さんに向けて、「世界五大ウイスキー」の特徴や違いを、わかりやすく紹介します!

世界五大ウイスキーとは?
ウイスキーの世界には、世界的に有名な5つの産地があります。
これらをまとめて「世界五大ウイスキー」と呼びます!
代表的な5カ国はこちら:
- スコットランド:スコッチウイスキー
- アイルランド:アイリッシュウイスキー
- アメリカ:アメリカンウイスキー
- カナダ:カナディアンウイスキー
- 日本:ジャパニーズウイスキー
各国ウイスキーの特徴をやさしく解説!
スコッチウイスキー(スコットランド)
特徴
・500年以上の歴史があると言われている
・ピート(泥炭)のスモーキーな香りと味が特徴!(強いものだと正露丸みたいな味も…)
・六つの地域ごとに味が全然違う!
📝「ウイスキーらしさ」をしっかり味わいたい方におすすめ!
🤏定義
- スコットランドで製造し、穀物と水を原料として、酵母により発酵させる
- アルコール分94.8%未満で蒸留し、容量700L以下のオーク樽で最低3年間熟成させる
- 最終的に瓶詰めする際のアルコール度数が40%以上
アイリッシュウイスキー(アイルランド)
特徴
・トリプル蒸留で口当たりが軽く、なめらか
・柔らかくて華やかな香り
・スモーキーさが少なく、飲みやすい
📝ウイスキー初心者におすすめ! 値段も手ごろなのが多い!
🤏定義
- アイルランドで、穀物を原料として製造・蒸留・熟成されている
- アルコール分94.8%以下で蒸留し、木製樽で3年以上熟成させる
- 最終的に瓶詰めする際のアルコール度数が40%以上
アメリカンウイスキー(アメリカ)
特徴
・主にバーボンウイスキーが有名
・コーンを主原料にした甘くて濃厚な味
・新しい樽で熟成され、バニラのような香り
📝甘めのウイスキーが好きな方におすすめ!
🤏定義
- アメリカで製造され、原料の51%以上がトウモロコシ
- アルコール度数80%以下で蒸留し、熟成のための樽に入れる前は62.5%以下であること
- 内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる
- 最終的に瓶詰めする際のアルコール度数が40%以上
カナディアンウイスキー(カナダ)
特徴
・グレーンウイスキーのように軽やかでクリアな味わい
・ブレンデッドが主流でクセが少ない(ベースウイスキー+フレーバリングウイスキー)
📝飲みやすさ重視の方、ウイスキー初心者におすすめ
🤏定義
- 穀物類を原料とし、酵母によって発酵させる
- カナダで蒸留を行い、700L以下の木製樽で3年以上熟成させる
- 最終的に瓶詰めする際のアルコール度数が40%以上
ジャパニーズウイスキー(日本)
特徴
・スコッチの影響を受けつつも繊細な味わい
・職人技と自然の調和が生む独自スタイル
・柔らかくて上品、バランスの取れた味
📝繊細な香りと味をじっくり楽しみたい方におすすめ
🤏定義(日本洋酒酒造組合の規則もあるのですが、今回は国の定義で紹介!)
- 発芽させた穀類及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
- 発芽させた穀類及び水によって穀類を糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
- 上記にアルコール、スピリッツ、香味料、色素又は水を加えたもの(加える前のアルコール分の総量が加えた後の酒類のアルコール分の総量の1/10以上のものに限る。)
📝ジャパニーズウイスキーは他のウイスキーに比べて自由度が高い(最低10%ウイスキー原酒が入っていればいい)…
注意が必要かも😅
初心者におすすめの飲み方
ウイスキーが初めての方には、ハイボールや水割りで飲むのがおすすめ!
慣れてきたら、ロックやストレートでも試してみましょう🥃
まとめ|世界五大ウイスキーを比べてみよう
国名 | 特徴 | おすすめ度(初めての人) |
---|---|---|
スコットランド | スモーキーで個性が強い | ★★★☆☆ |
アイルランド | 軽くてなめらか | ★★★★★ |
アメリカ | 甘みが強くパワフル | ★★★★☆ |
カナダ | クセが少なく軽やか | ★★★★★ |
日本 | 繊細でバランスが良い | ★★★★☆ |
最後にひとこと
今回は「世界五大ウイスキー」について、初心者の方にもわかりやすくご紹介しました。
それぞれのウイスキーには個性があって、まるで世界各地を旅している気分になりますよね。
ぜひ気になる1本から試して、あなたのお気に入りを見つけてみてください!
ウイスキーの世界は奥深いですが、楽しみながら少しずつ覚えていけば大丈夫!
次回の記事もどうぞお楽しみに!
それでは、今日も素敵なウイスキー生活を!🥃